今日はしんぐるまざあず・ふぉーらむ主催の
「生活保護の実態」の勉強会に参加しました。
講師はNPO法人自立生活サポートセンター・もやいの事務局長 湯浅誠 さんです。
実は私この「もやい」の会員なんですけど、
事務局長さんに会ったのは初めて。
著作は読んでいたんですけどね。
「もやい」と言うのは、
生活困窮者に対して、アパートの入居の際の
保証人の提供や入居後の生活支援を行なっている団体です。
湯浅さんは、今までに1000件以上の
生活保護申請の付き添いをしてきた方です。
全国の福祉事務所で行なわれている
生活保護申請を出させない「水際作戦」の実態など、
お話してくれました。
申請を出せば、きちんと法律に載っとって
診査をしなければならないし、
却下するならば、きちんとした理由を
文章にしておかなければならない。
却下する理由がなければ、
生活保護を受けさせなければならなくなる。
生活保護の給付額の上限が決まっていれば、
それ以上の申請をさせないようにしないと
予算が守りきれない。
人間の命よりも、予算を守ることが優先された事例が
北九州の3年連続、餓死事件だったのではないか。
驚愕の実態です。
それから愕然としたのは、
生活保護の受給者の55%が高齢者であることでした。
それって、年金の政策が「貧困」だから、なんだよ。
お粗末な国だと思わざるを得ないよね。
怒り心頭の生活保護実態については
また日を改めて
ご報告します。
最後に、もやいの活動やしんぐるまざーず・ふぉーらむの
活動に注目してください。
リンク貼ったり、ブログで紹介してね。
でもって、良ければ会員や賛助会員になって
支援してください。
よろしくお願いいたしま〜す。