安田まゆみの気まぐれ日記

2011年06月16日

豊かな緑のバリエーション5

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先日、木曽にある母の両親のお墓参りに
母と妹と3人で行きました。

母の出生は複雑であったために、
私たち娘は、今まで一度も訪れたことはありませんでした。


木曽は、NHKの連続テレビ小説「おひさま」の舞台である
安曇野から南下したところです。

東京生まれの母は、戦争中、父親の実家がある
木曽に疎開していました。

お墓は、その実家の裏手にあります。

妻籠に近いその村は、山深いところでした。
急な斜面に沿うように家々があり、
田んぼや畑がありました。

田植えの季節ですから
どこにいても絶え間なく、水音が聞こえてきます。

山のどこを見ても緑、そして緑。
様々な色の緑がそこにはありました。

素晴らしいバリエーションですΣ(=゚ω゚=;)

江戸時代、「四十八茶百鼠」という色彩をもった日本人は
いったいこの緑にいくつ名前をつけたのでしょうか。

そんなことを思いながら
お墓参りをしました。

一族のお墓の近くには、
無縁仏になっていたのを気の毒に思って
先々代が作ったという
苦役の末になくなった異国の人たちの
ちいさなお墓も8つありました。

驚いたのは、
お墓の横の大きな穴。
いのししが貯蔵していた芋を掘った跡だそうで、

途中で折れた痛々しい竹は
サルが食いちぎった跡だとか。

タヌキはもちろん狐もくるよ、とは実家の方の弁。

どんだけ〜山奥!w(゚o゚)w オオー!


疎開当時、母がお世話になった方のお家にも
寄らせていただきました。

90歳とは思えないほど背中もピンと伸びた彼女は、
(母曰く)昔と変わらず、聡明さをたたえた笑顔で
私たちを迎えてくれました。

母の小さいころの話など、たっぷり聞かせてもらいました。

別れ際に、母に

「もう、お互い合うことはないと思うけど、
 まさちゃん(母のこと)、
 無理して生んでよかったね。
(母は心臓病のために、産んだら死ぬと医者に言われていた)
 まさちゃんの顔を見て、それがわかるよ。幸せそうだもの。
 私もうれしいよ」
 
と言っていました。

梅雨の晴れ間に、思い出に残るお墓まいりができました。


  

Posted by MAYUMI YASUDA at 01:43Comments(0)TrackBack(0)