27日の「NEWS リアルタイム」では、高校生1000人にいじめのアンケートした結果についてコメントしました。
アンケートの結果、4割がいじめをしたことがあって、
「いじめをされる側も悪いと思っている」子も多かった。
いじめをしている子どもたちへのインタビューを聞いていて、
「いじめをしていることの罪悪感」がないのが恐ろしかった。
「みんなやっている」から、「いじめられる相手が悪いんだ」から
「いじめられてもしょうがないやつをいじめて、
何で悪いの?」
聞いていていたたまれなくなった。
こどもたちの心は闇の中なんだろうか。
いじめはいけないものだと思っても、
正面切って反対はしない。
とめようとすると、今度は自分がいじめられるから。
いじめられるやつが悪いというのなら、
なぜ、その事を「貴方のここが悪い。直したほうが良い」と
話し合おうとしないのか。
コミュニケーションを取ろうともしないのだねえ。
相手の気持ちには頓着せず
自分の気持ちだけでキモいなどと言う。
なにに苛立っているのだろうか。
やり場のない気持ちを弱いもにぶつけているよ。
おっと、
これは、おとなの社会でもあることだね。
残念ながら良い相談相手も
良いお手本になる大人も周りにいないのは悲しい。
切なくてやるせないアンケートの結果だった。