安田まゆみの気まぐれ日記

2008年11月12日

お金の貯まらない人は、感情のコントロールを5

東京は寒かったですよ。
夫と二人で「たらちり」で一杯しちゃいましたよ。

みなさんの地域はどうですか?

先日、ブログでも書きましたが、
FPフェア(ファイナンシャルプランナーの勉強会)の講師として
参加しました。
その際に、たくさんのFPの方にお会いしたので、
その後も交流が続いています。

最近多いのが、
「安田さんの相談は他のFPと違う点があるか」
「何か特徴的なことはあるか」
と言う質問です。

これから、独立して有料で相談を始めようという
若手からの質問なので、
応えなければなりません。

が、これは難しい。

だって、他のFPの相談している内容なんて、
知りませんもの。
私は一度もFP事務所のようなところで、
先輩FPの元で、学んだことがありませんから、
他のFPのやり方なんてわからないんです。

そこで、しょうがないから、
「他のFPと違っているかどうか
わからないけど、私が心がけていることを
お話しますね」と言うことにしています。

確かに、他のFPの相談を受けて
私のところにも相談を受けにきた人が
「解決方法が、他の人とはまったく違う」と言って
ほめてくださることもあるので、
少しは特徴的なこともあるのかもしれません。


信条としていることは、
できるだけ相談の中で、
相談者の心を解きほぐすこと、です。

頭ではわかってはいるけれど、
うまくできないことって、
ほんとが、頭の中がこんがらかっちゃっているからなんですよ。

感情のコントロールがうまくできなくて
問題を解決できないことが多いです。
これはさまざまなシーンでも言えることですけどね。


特にお金の分野では
感情のコントロールができるかどうかでは
貯蓄や生き方に雲泥の差が出ます。


お金の使い方は人生そのもの。
お金を貯めるようにするには、
お金に対する「感情」のコントロールが重要。

もちろん、
予算を立てて、それを守るように実行して
月末には決算をする、という
ルールの確立も大事ですけど、
肝心の「実行」ができなければ、
予算をたてとところで、意味がありません。

現代社会は、この感情をコントロールをしにくい状況にありますよね。

だって、誘惑が多いじゃないですか。
広告や通販、特売、セール・・・。

そんな社会に暮らしているんですもの。
ちょっと油断したら、すぐにお金はなくなっていきますよ。

「わかってはいるけど、つい買っちゃうの」は
心の奥底では「わかって」いないことが多いのです。


ですから、私の家計相談は、
そのあたりのことをじっくりと
カウンセリングしていきます。

その人の生きていくうえでのミッション、
目的と言うものにフォーカスしていくと、
お金を貯めることを妨げていることが
見えてくることがあります。


だから、私の相談は時間性をやめたのです。
1時間いくら、と言うのでは、
本当のことをお話していただけない状況を作ってしまうような
気がするからです。

なぜ、わかっているのにできないのか、
こんがらかっている糸を解きほぐす必要があります。
本人が気がついている場合もあるし、
気がついていない場合もあります。


お金がたまらないのは、
余計なものを買ってしまうから、
子どもためにお金を使ってしまうから。・・・。

みんな同じような理由です。

自分自身ときちんと向き合うことで、
問題点が鮮明になることもあります。
私はそのお手伝いをさせていただくようにしています。

そうすることによって
解決は相談者自らができるように
なります。

見たくないもの、封印してきたものと向き合わないと
自分を必要以上に責めたり、
他人を責めるようになってしまいます。
そうなると、もう、
相談者自らが望まない、
別の生活になってしまうというわけです。

お金めぐる問題の解決方法は、
大体パターンが決まってきます。

しかし、私は、それを提示するにとどまらず、
相談者の、実行する気持ちに
重点を置いて、相談を受けています。

まだまだ未熟者ですけど、
カウンセリングやコーチングで、
心をリセットして、
楽しい家庭、心豊かな暮らしができるよう
お手伝いをしています。


若いFPの質問には、
ざっと、このような話をします。

こんな私の話でも、
役に立つなら、お安い御用だと
思うのであります。


このようなFPですけど、
よければ、相談に来てくださいね。


お金の貯まらない訳を見つけて、
ゆっくりその原因を取り除いていきましょう。







Posted by MAYUMI YASUDA at 01:52│Comments(0)TrackBack(0)家計術 | 相談の現場の話

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