安田まゆみの気まぐれ日記

2009年06月18日

相続のやり直し5

みなさま ごきげんよう

ルンルン
今日はちょっといいことがあったのです。

相談者の声でも紹介している、
あゆみさんの相続の件で、
担当の弁護士さんのところへ
二人で行ってきました。

長い間、硬直状態で進展がなかったので
どうなっているのかと心配していましたが、
裁判所への申し立てがうまく行きそうで、
ほっとしているところです。

過去の相続のやり直しは、結構準備に時間がかかります。

特に時間がかかるのは、戸籍です。
なくなった人(被相続人)の
生まれてからの戸籍を洗い出さなければなりません。

相続人を確定させるためです。
(隠し子が他にいないか、調べるわけですね)

明治時代の初期から、
戸籍制度が何度か改正されました。
そのつど、戸籍が新しい方式に書き換えられたり
しています。
そんなこんなで、今は使われていなくても、
以前使用されていた戸籍も取り寄せなければならないわけです。


お年を召した方の場合、
明治時代の戸籍を見ることになります。

毛筆で書かれたものが多いですよ。
あまりの達筆さに
解読が困難になることもしばしばです。
(私も別の案件で、戸籍を取り寄せていただいて
拝見しましたが、解読に時間がかかりました)

昔は養子縁組も盛んに行われていますし、
生まれたときから、養子届けを出さずに
親戚の子を実子として届けているような場合も
あって、昔の戸籍は必ずしも真実、というわけでは
内容なんですよね。

でも、それはもう判断のしようがなく、
戸籍に書かれてあることで、
話を進めなければならないのです。

戸籍から、前の戸籍へ、
そのまた前の戸籍へと
なくなったときから、生まれたときの戸籍を
手繰り寄せる作業は、
結構大変なんですよね。

まあ、今回は、こうした書類が
全部そろったということで、
とにかくほっとしました。

やっと、スタートに立てた感じです。

これからが本番。

どれだけ、真実が明らかにされるか!
それが勝負です。





Posted by MAYUMI YASUDA at 23:43│Comments(0)TrackBack(0)仕事 

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