安田まゆみの気まぐれ日記

2009年06月25日

DVで命を落とす5

みなさま ごきげんよう。

悲しい記事を読みました。

高知市で、DVの夫が
妻と無理心中をしたというのです。

なくなった方のご冥福をお祈りします。

夫は、昨年の10月にDV防止法に基づいて
妻への6ヶ月の接近禁止命令を受けていて、
禁止命令の期限が切れた今年の4月に
妻は戻って同居していたのだといいます。

このお二人に何があったのか、
詳しいことはわかりません。

なぜ妻は戻ってしまったのでしょうか?

DVの被害者はこの妻のように夫の元に
戻るケースが多々あるとか。

それを止める手立てはなかったのかしら?

とても残念でなりません。

DVは心の病だと思います。
被害者も長い間暴力にさらされていると
心を病んでしまいます。

周りの人が気がついたら、
とにかく、保護してくれるところに相談を
すべきだと思います。

「配偶者からの暴力被害者支援情報」
がありますので、
こんな情報も参考にしてください。

まずは、避難しましょう。
次に、弁護士(法テラスと契約をしている)に
今後のことを相談しましょう。

法テラスと契約をしている弁護士さんであれば、
着手金は不要です。
弁護士料金は毎月5250円で、返済可能です。
生活保護申請が受理されれば、以降は弁護士料は
払わなくても良いことになっています。
相手から慰謝料などが取れた場合の
成功報酬は払う必要がありますけどね。

闇雲に法テラスを頼っても
DVに強い、良い弁護士さんに会えるとは限りません。
そのあたりは、要注意です。

DVを比較的多く扱っていて、
法テラスと契約をしている女性の弁護士さんを探すのでしたら、
私も少しは力になれるかもしれません。
(地域によってできないこともありますけれど)

警察への届けは、
弁護士さんと一緒のほうが良いかもしれません。

一人で行っても、
「そんなことは良くあることだ。
夫婦喧嘩の一種じゃないの」
など、被害届を受理してくれない
警察もあるようですよ。

勇気を出して、警察に行ったのに
傷つけられることもしばしばだとか。

暴力の実態があれば、必ず、医者に見せて、
治療を受けておきましょうね。
それが暴力の証明にもなります。

暴力だけでなく、言葉の暴力も
DVですから。
こちらのほうも病院に行ったほうが良いのです。

DV被害者の人は、ご自分を責めている人が
多いです。

どうか、お近くに被害者と思われる人に
気がついたら、配偶者暴力被害者支援センターなどに
相談することをすすめてあげてくださいね。











Posted by MAYUMI YASUDA at 01:34│Comments(0)TrackBack(0)お役立ち情報 

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