ごきげんよう。安田です。
昨日(20日)の満月は見ごたえがありました。
ご覧になりましたか?
ビジネス書の著者が集まる交流会に誘われての帰り道、
青山のいちょう並木を歩いていると
天空にぽっかりお月様が。
見事な満月でした。
今年初めての満月は、かに座の満月なのだとか。
かに座は私の星座ですし、守護星でもありますから、
特に心に感じるものがあったのかもしれませんね。
ぽっかりと浮かんだ月を観て、
思い出したのが、
先日、鹿児島出張に行きに見た富士山でした。
1列が6席しかない小さめの飛行機だったせいなのでしょうか、
富士山の近くを斜め上から
覗き込むように飛んでいました。
当日は天気もよく、視界も良好で
上空から見下ろす富士山は山すそまでくっきりと見えました。
このような富士山を見たのは初めてで、
その、凛とした美しさに感動しました。( ̄0 ̄;ノ
でも、
なぜかそのとき、同時に
「ああ、富士山って一人ぼっちなんだなぁ」
って思ったんです。
そのすぐ北には、南アルプスの山々が連なっているんですが
富士山は、他の山々とは離れて、一人たたずんでいる風情でした。
今でもその姿は目に焼きついています。
天空にやわらかい光で、夜を照らしている見事な満月をみていたら、
ふと、その美しい富士山を思い出したのです。
お月様も一人ぼっち。
富士山も一人ぼっち。
だからといって
寂しそうだとか、思った訳ではありません。
寒い季節で空気もすんでいるからでしょうか、
「凛とした美しさ」に感動したのだと思います。
その潔さにあこがれたのかもしれません。
私は孤独は嫌いではないです。
一人で考え、一人でチャレンジしたりするのが
面白いですし、好きなんだと思います。
一人でいる時間もとても楽しいです。
でも、ときどき、自分の進む道を少し迷ったり
不安に思ったりしてしまうので、
ちょっと潔さに欠けてしまう自分を
「なんだかなぁ。もうちょっとしっかりしようよ」(´・ω・`)
って思っていたりします。
月光浴をしながら、
そんなことをぶつぶつ。
「まあ、迷いも不安もあるけど、そんな気持ちにとらわれないで、
お月様や富士山の潔さを見習うよ」と
お月様と対話しながら夜道を歩きました。