安田まゆみの気まぐれ日記

2011年04月06日

大災害でご両親を亡くした子どもたちの保険金請求がとても困難です

みなさま こんにちは。

マネーセラピストの安田です。

これをお読みのみなさま
最後まで読んで、是非、お力を貸してください。
(文章が下手で長いですが、お願いします)

3月11日の大震災のあと、
テレビで流される映像や新聞記事をみて、
こころふさがれる思いでいっぱいになりました。

自分に何ができるだろうと考えて、
今まで行動してきました。

いま、一番気になっているのは、
大震災で親を失った子どもたちの保険金の請求です。


以下に書いたように説明するのも大変なほど
カンタンには、請求できません。
前途はとても多難!なんです。



生命保険は「請求しないと保険金は払わない」というのが原則です。
ですから、小さな子どもであっても
保険請求をしないと、親が入っていた保険の
保険金は支払われません。

今回、生命保険会社は
1.通常の免責事由をやめて、地震や津波によって
 亡くなった人がたくさん出たにもかかわらず、
 死亡保険金を満額払うと決めたこと
2.通常、契約の決まりでは
 保険料が払えないと2ヶ月で
 失効(契約がなくなってしまう)するところを
 6ヶ月に延長したこと
3.生命保険協会を通じて、家族が、
 どこの保険会社に契約をしたのかという
 保険契約の照会をはじめたこと
   「災害地域生保契約照会センター」平日9時から17時まで
     0120―001731

など、いち早く表明、行動したことは
本当に素晴らしいと思います。

受取人であれば、保険証券が手元になくても
死亡保険金請求ができるようにしている保険会社が多く、
それも心強いことです。

海難事故等での行方不明者の場合は、
通常は1年経たないと推定死亡宣告
(死亡と認められる)されないのですが、
今回は、特別立法で、3ヶ月になりそうです。

これで、家族が行方不明で死亡が確認されない人であっても
自治体で死亡確認をしてもらえれば
保険料(掛け金)も払えない状態が続いても
6ヶ月以内に請求をすれば、
保険金が手に入ります。

ただし、保険料も払わず(払えない状態ですが)
6ヶ月の間に請求をしなければ
せっかく今まで払ってきた、「家族に残すための保険」は
失効します

*4月7日追記
通常は猶予期間が終われば
失効になりますが、
今回は、猶予されている期間のなかで
死亡したことがわかれば、
保険金は払ってもらえます。
安心してください。

生命保険協会のQ&Aによると保険金請求は
保険金・給付金のご請求の時効は3年となっていますが、
3年経過後でもご請求いただければお支払いしますので、
すぐにお問い合わせいただかなくても大丈夫です。」
と書かれています。

ただし、指名された受取人で無い場合は、
法定相続人であることを
証明しなければならないようです。



親を失った未成年の子どもはどうでしょうか?

生命保険協会の開設した契約照会センターでは、
「未成年者の孤児の場合は、親権者を立ててください。
その方からの請求ならば、
契約照会をします」と回答していました。
(4月6日現在)

「親権者」とは親のことです。
親を亡くしているのに?どういうことでしょうか?

では、どのようにするのかと聞いたところ
「裁判所で聞いてくれとのこと」。

これはおかしいと思い、
友人の弁護士に聞いたところ、「ありえない!」と。

そこで友人にセンターに電話をしてもらい
両親をなくしているのだから
「未成年後見」の間違いではないかと
指摘してもらったところ、「調べます」とのこと。
折り返しの回答は
「未成年後見人か又は正式に委任している弁護士」
ならば照会に応じるとのこと。

ということで、生命保険協会も迷走していたようです。
う〜ん、前途は多難だ!

さて、それでは、両親をなくした子どもが
未成年後見を申請するには、どうするのか。

調べると
子どもの住所地を管轄する
家庭裁判所に申請をしなくてはなりません。

岩手に住んでいた両親をなくされたお子さんが
北海道の親戚に引き取られたとすると
北海道の家庭裁判所ではなく、
通常は岩手のその地域の家庭裁判所まで
出向かなくてはなりません。

未確認ですが、事情を話せば今住んでいるところでも
できそうだという話も聞きました。
事情を考慮してくれるとありがたいですね。

両親が行方不明の場合は、
行方不明の事実を証明する書類をだします

申請にはたいしてお金がかかりませんが、
書類が結構多いです。

簡便にできる、という弁護士もいますのですが、
一応、裁判所のHPに書かれている必要な書類をみると

子どもの戸籍謄本、住民票、
後見人になる人(候補者)の戸籍までは
難しくありませんが、
無くなった両親のそれぞれの除籍謄本や
改製原戸籍が
必要になります。

申請書も上申書などで事情を書いておけばよいようですが
速やかに申請を許可してもらわなければ、
ここでも時間ばかりが過ぎていきます。
(´−д−;`)

何とか申請が通り、親戚の方が正式に
未成年後見人に選任されてから、
やっと生保契約照会センターに電話することが
できるのです。
(やれやれ)

照会センターに問い合わせて
探しだしてもらうのには、
今現在、3週間ほどかかるといいます。


この大震災でご両親をなくした子どもが
親が残した大切な保険金を手にするまでには
このようなことを経なくてはなりません。

ふぅ。
書いているだけで、くたびれます。

例えば、
孫を引き取った70過ぎの
おばあちゃんが一人で
ここまでできるかなぁ?
どう思われますか?

私には、1歳未満の孫がいますが、
例えば、被災地に住んでいて今回の災害に遭い
孫だけが生き残ったときはどうなるでしょうか?
私は事業をしているので、生命保険をしっかり掛けています。
私の母も死に
受取人の夫が死に、未婚の娘が死に
息子も配偶者も死んでしまったときに、
残されたのが、その孫だったとします。
孫を引き取った人は
息子の保険は探すと思われますが
私の保険まで探すと思いますか?

私の保険はどうなるのでしょうか?


どうしたらよいのでしょうか?

私は保険会社に行動を起こしてもらいたいと思います。

生命保険会社は
「保険請求をしないと保険金を払いませんよ」という原則の上に
胡坐をかいて
保険金請求を「待っている(受身)」のではなく、

被災地域の被災者の安否確認を
生命保険会社が自らが積極的にしにいくという
行動を起こして欲しいと切に願います!!!



保険会社には、たくさんの営業社員がいますよね。
その人たちを全国から動員してでも
やって欲しいです。

そんなことをしたら、
新規の保険契約は少なくなってしまうから
やらないのだと思いますけど、
今回の場合、そのようなことを
考えないで、契約者を大切にして欲しいと思います。

保険は「残された家族のための愛情」です。
それを消しさって欲しくないです。


確かに保険契約をした時の担当者が
自分の契約者の安否を探せばよいのかもしれません。

避難所をめぐって
契約者を探し歩いている
ある保険会社の代理店がいることは知っています。
自分も被災されているのに。
素晴らしい行動です。

地元の営業担当者だった人の中には、
今回の災害で亡くなった人もいるでしょうし、
廃業されたりしているかもしれません。

保険の保全は、本社扱いと言って
担当者のいなくなった保険契約も
最近では増えている傾向にあります。

とすれば、担当者任せでは無く、
保険会社自体が契約者の安否確認の
行動を起こすべきだと思うのです。


そこで、ここまでお読みいただいた皆様へのお願いです。

ツイッターやブログ、フェイスブック等で、
各保険会社に対して
被災地の契約者の安否確認や法定相続人を
探す努力をして欲しいと
訴えてください。
受身ではなく、行動を起こして!と。

団体を組織している方は、
是非、各生命保険会社に申し入れをして
くださいませんか。

また、発言が社会的に影響を持つ人をご存知の方は
その方に、このことを知らせて
保険会社に働きかけをしてくれるよう
お願いしてください。


同時に被災者の方に向けて
保険金請求をすることを忘れないようにと
書いてくださいませんか。

どこの保険会社かわからなくても大丈夫だから、と。
とりあえず生命保険協会の「契約照会センター」
電話するように伝えてください。

(迷走している部分もありますが、ないよりは・・・)


特にお子さんだけが残されたご家族をご存知の方は、
いまは、考えられないかもしれませんが、
是非、早めに行動を起こすことを伝えてあげてください。

各地の裁判所はこちら

成年後見人の手続はこちら

この災害での申請について弁護士に相談したいときには
「法テラス」に電話して相談してもいいかもしれません。
0120−366−556(フリーダイヤル)


家庭裁判所でもこの大災害での未成年後見の手続については
通常よりも早く、簡便に選任をするなど特例措置を
講じる予定があるかについては
弁護士を通じて、詳しい情報を集めているところです。
カンタンにできるとうれしいですよね。


最後のお願いです(選挙じゃないですけど)
このブログにリンクを張ってください。
多くの方に読んでもらいたいのです。

又は、前文を引用して(安田のブログからであることを明記して)
あなたのブログに載せて下さいませんか。

小さな声でも集まれば、
動かす力になるかもしれません。

マスコミも動いてくれれば
力になりますよね。

みなさま、よろしくお願いいたします。\(~o~)/



いまこそ、マネーセラピストやら、
ファイナンシャルプランナーの出番だと思います。

「知らなくて損をしてしまう人」を
だしたくない!
そう言う思いで
私はこれからも行動をしています。


支援団体を通じて、
被災者の自治体や学校で
保険金の請求の大事さを話す機会をえら得るように
たのんでいます。

心ある仲間と共に
私の知識や知恵を
必要としている人に届けていきますね。


災害支援団体の方は是非、ご協力ください。
お声かけていただければ、
無料相談会や説明会に馳せ参じます。

最後まで、お読みいただきまして、
本当にありがとうございました。

*4月7日追記
昨日は、失効すると死亡保険金は払われないという
間違った記述をいたしました。
訂正してお詫びいたいます。
確認した保険会社の回答を
鵜呑みにしてしまったのです。
その後複数の保険会社の確認で
回答が間違っていることがわかりました。
十分な確認をせずに記述してしまったことを
深く反省しております。

*4月10日追記
生命保険協会のQ&Aによると保険金請求は
保険金・給付金のご請求の時効は3年となっていますが、
3年経過後でもご請求いただければお支払いしますので、
すぐにお問い合わせいただかなくても大丈夫です。」
と書かれてい

安心してくださいね。

ある保険会社では、
契約者の安否確認をしている、という話も聞きました。
ネットの保険会社も
死亡された方の名簿とと契約者の照会を
検討しているということです。
良いニュースが次々と出てきますね。


Posted by MAYUMI YASUDA at 19:36│Comments(24)TrackBack(0)安田の気持ち | 生命保険のお話

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この記事へのコメント
5
リツイートしました。
自分は小学生の娘がいますが、まさかこういう問題があるとは夢にも思っていませんでした。
「日常」を当たり前だと思い込んでいた、現状に甘え過ぎていたという事を実感しました。

私は青森県の太平洋側に済んでいますが、今回の津波の影響を受けずに済みました。
もしも津波にのまれていたら…?
何の知識も対策もないままに、保険金をフイにしてしまっていたはずです。

このとこについて、じっくり勉強したいと思いました。

このようなことがある事を教えて下さってありがとうございます。
Posted by KANA at 2011年04月07日 01:31
「被災者の自治体や学校で保険金の請求の大事さを話す」

早急に必要でしょう。
しかも、実務的な話をしないと上記の内容では間に合いませんので、
マニュアル、連絡先をすぐにまとめるべきです。
よろしくお願いします。

その子の親の兄弟姉妹に預けられたとしたら
おじいちゃんおばあちゃんの遺産は
その兄弟姉妹にかかわってくるはずですから、
現実な意味での養育費となるかもしれません。
株券とかもどうなるのでしょうかね?
Posted by comandZb at 2011年04月07日 04:58
5
重要なことなに気付かせていただきありがとうございます。
一人でも多くの方に知ってもらいたいと思いブログ転載し、
リンクをはらせて頂きました。
(ツイッターにも自動的にツイートされます)
「子ども達皆が、残してくれた愛情を受け取れるよう」に
しなくてはならないと思います。
Posted by yamana at 2011年04月07日 07:08
ホームページにこちらの記事のリンクを貼りました。

ロート製薬が災害孤児を支援するための震災復興支援室を設けているので、協力要請をなさっては如何でしょうか。
Posted by ゆえ at 2011年04月07日 08:39
5
twitter にてこちらを知り、さっそくツイートさせていただきました。恥ずかしながら今まで気付かなかった事ですが、重大な問題だと思います。
先ほど、日弁連のメールフォームからも、この問題について認識していただくべく拙文を投稿致しました。
次はどこに送るべきか思案中です。全ての支払いが適切に行われる事は、保険会社の「風評被害」をも無くすでしょう。
重要な問題を教えていただいてありがとうございました。
Posted by 通りがかり at 2011年04月07日 09:28
とても有意義な情報を有難うございます。
業界関係者は今、一丸となる時ですよね!

ただし保険契約の猶予期間が6カ月に延長されたのは、あくまで契約継続のための期間延長であり、保険金の請求についてはまた別です。
一応、保険法上で3年という時効期間が定められてますよ。
なので、慌てなくてもイイけれど、
でも未成年のお子さん達がスムースに保険金を活用するために、やっぱり対策は必要だと私も思います。
Posted by nyao at 2011年04月07日 10:53
5
リツイートを見て、この記事を読ませていただきました。今回、生保各社が免責を取り消して特別に死亡保険金の支払い可能としたのはすごい事だと感心していたのですが、これは盲点ですね。だけど営業が直接取った契約なら担当者が連絡できるでしょうけど、今流行りのネット保険の場合はそうはいかないですよね。ちなみに遺族年金の受取は、もっと簡単なんでしょうか?ふと疑問に思いました。
Posted by K at 2011年04月07日 11:02
田原さま
コメントありがとうございました。
ご指摘、みにしみております。
私も複数の会社に確認を取って、ご指摘のことを
確認、すでにお詫び訂正文を掲載しました。
後見のことは仕方がないと思いますが、
もう少し手続が簡便であればと思います。


失効中に万が一のことがあれば、保険金は支払われませんが、有効中に起こった場合は支払われます。(死亡であれば、その時点からその方の生命保険の保険料の支払いはそもそも不要ですよね。)例え失効しても、契約がなくなるわけでは在りません。手続きについては1ヶ月とか6ヶ月とかそんな短い期間中でなければいけないということもないと思います。失効する前には事前に保険会社から確認などもあります。契約を勝手に消滅させることはできないので各社慎重に取り扱うと思います。担当者がいなければというようなこともありえません。被災地対象契約について各社取り扱いは考えていると思いますよ。
また生存していれば、保険料立替制度や失効した契約を復活できる場合などもあります。そういった知らせが来てからでも間に合うし、通帳などで引き落としの履歴などをみて契約の有無がわかったりもすると思います。
後見人などについては、悪意で利用されないようにするためです。小さいお子さんであれば、保険だけでなく必要になる事だと思います。もう少し慎重に記事を書いて欲しいと思います。・・・阪神淡路の時も保険外交をしていたので、ちょっと一言。
Posted by 田原  at 2011年04月07日 12:33
はじめまして。
twitterから来ました。
リツイートします。
mixiにもUPします。

私は、子供たちだけが残ってしまった時のために、遺言に残してありますが、それでも、それ自体も無くなってしまったら・・・って、思うと困りますね。
おっしゃる通り、保険会社が、受取人の捜索をするべきです。
誰も知らないまま、子供たちが受け取れるはずの権利が失われるのが怖いです。
それで、子供たちの助けになるのに・・・。
Posted by runa at 2011年04月07日 13:15
保険会社勤務です。
確かに、せっかく家族のための生命保険が受け取れないのは非常に大きな問題です。
保険会は、該当契約を特定できる情報までは今もところありません。死亡者リストから検索し、多分該当契約だろうというとまでです。
もちろん、おっしゃるように生命保険会社がみずから動くことも重要ですが、本社預かりになっている契約や支社を持たない保険会社では遺族までの捜索は極めて困難です。保険会社だけの力では今のことろ困難だと考えます。地域の自治体等が、契約特定できる情報を開示しないと。地域によって情報はバラバラです。
震災孤児をこのような請求の面でもサポートしてくれる団体は、無いのでしょうか?今回の被災規模から、保険会社もガチガチの対応はしない(事情を考慮する)と考えます。
Posted by Mari at 2011年04月08日 01:12
保険法に詳しい弁護士に聞いたところ、4月7日に追記された通り、掛金支払いが滞って失効はされたとしても、猶予期間のなかで死亡したことがわかれば、保険金は払われます。たいていの保険は約款で3年以内に請求をということになっていますが、延長の動きもあるようです。
<日経新聞4/5>
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819481E2E6E2E39B8DE2E6E2E6E0E2E3E39797E0E2E2E2;at=ALL
保険会社が調べるのはできないのか、普段つきあいのある営業職員ならわかるのではと疑問を発したら、営業職員さんも亡くなっている現状ではなかなか難しいということでした。いくつかの保険会社は被災者支援のため被害の大きい市町村にすでに行っているようです。一件一件保険会社が遺族を捜索して連絡するというのは上の方が述べているように今のところ難しい面もあると思いますが、支援活動中に被災者の方に保険金請求の情報が伝わるといいなと願っています。
Posted by wadarie at 2011年04月08日 09:44
初めまして。
安田さんの努力とやさしさに感銘しました。

震災孤児の文書を読み、請求に関しては必要書類等を揃えないといけないと思いますが、もっと簡単に両親の保険の加入、未加入を調べる事が出来ないものか考えさせられました。

今回に限り市町村が発行する震災で、死亡した証明書のコピー添付して照会すれば、DMにて生保協会の契約照会センターで契約の有無を回答する、という特別措置がとられればいいなと思います。

ただ、政府とか上からの指示がなければ生保も動けないと思うので、被害を受けた自治体の知事さん達が連名で政府に要望するとか、、、こんな案しか浮かぶことが出来ませんが、たくさんの人が知ることにによって、問題の提起が出来る様になればいいなと思ってます。

ただ、政府とか上からの指示がなければ生保も動けないと思うので、被害を受けた自治体の知事さん達が連名で政府に要望するとか、、、こんな案しか浮かぶことが出来ませんが、たくさんの人が知ることにによって、問題の提起が出来る様になればいいなと思ってます。
Posted by 宮崎利枝子 at 2011年04月08日 18:28
保険会社営業員です。各社、対応に差があるとは思いますが、私の会社では、阪神大震災の時から、大規模災害の時は、被災地に該当するご契約者をすべて洗い出し、担当する営業職員が、安否確認を行う体制ができております。
Posted by 金森 悟 at 2011年04月09日 01:10
金森さま

コメントありがとうございました。

素晴らしい保険会社ですね。

確かに保険会社によって、
本当に対応は違うのだということを感じます。

他の保険会社も金森さんのお勤めの保険会社と同じように
してくれれば、良いですね。
親を亡くした子どもたちや周りの人も
ずいぶんと負担が軽くなりますね。

うれしい情報をありがとうございました。
皆さんに知らせていきたいです。




Posted by 安田まゆみ at 2011年04月09日 01:42
 私もファイナンシャルプランナーです。今年の2月のFPフォーラムで先生のエンディングノートのお話も興味深く聞かせていただきました。その節はありがとうございました。

 ブログ拝読しました。先生のご意見には全く同感です。すぐにブログで発信されていることに敬意を表します。今回の震災で、請求されないと支払わないという保険会社の姿勢が一気にクローズアップされてきていますが、以前からこの問題はくすぶっていました。私なりの解決方法を上記のサイトに掲載しています。一言でいえば、行政と保険会社で亡くなった方の情報を共有できるインフラを整備することで解決できると思います。

 いますぐ可能なものではないですが、今後同じような心配をこれ以上増やさないためには絶対に必要なことだと思います。もしよろしかったらサイトを覘いて、感想を教えていただければ幸いです。
Posted by 山田 国人 at 2011年04月09日 08:50
5
はじめまして
ツイッターで 見ました

早速 ブログに コピーさせていただきました

もしかしたら コピーした文章を見てくれて孤児の方の為になるかもと思いました

大変 勉強になりました

ありがとうございます

Posted by かわむら at 2011年04月09日 09:27
保険会社に勤務しています。

4月8日の生命保険の時効に関して追記されていましたが
気になった点があったのでコメントさせていただきます。

東日本大震災に関して
「時効である3年以降も請求を受けるという保険会社が出てきている」のではなく、
国内の全ての生保は3年以降も請求を受けつけて支払います。

生命保険協会のQAでも確認できます。
http://www.seiho.or.jp/data/other/110312disaster/faq.html
Q.すぐに電話で問い合わせできる状況にないが、大丈夫か?
A.保険金・給付金のご請求の時効は3年となっていますが、3年経過後でもご請求いただければお支払いしますので、
すぐにお問い合わせいただかなくても大丈夫です。

上記のように、「請求があれば時効後でも支払う」と断言しています。
生命保険協会には日本国内の生保が全て加入していますので、全ての保険会社で上記のことは守られます。

弊社の実務的には「3年の時効」とは保険金支払いに備える準備金である支払備金を「会計上の負債から減少させるための時効」であり、「支払がなされるか否かの時効」ではありません、いつでも支払います(おそらく大半の会社でそうであると思われます、3年以上経った契約の保険金をガメているわけではありません)。
Posted by S at 2011年04月09日 10:52
賛同します。ブログリンクさせていただきました。
Posted by りりか姉さん at 2011年04月09日 11:58
Sさま

コメント、ありがとうございます。
大切なことを教えてくださり
本当に助かります。

早速、拝読してリンクをはらせていただきますね。


(3年以上経った契約の保険金をガメているわけではありません)。

はい、大変失礼しました。
そのように思われるような
発言をしてしまったことを、
反省しております。

ご不快な思いをされましたこと、
深くお詫びいたします。

誤解をされないよう、発言に気をつけてまいります。

思いだけで突っ走り、
知識、情報不足の私に
温かく、ご助言くださったことで、
新たな気づきを得ました。

お心遣いに、本当に、感謝しております。
ありがとうございました。

Posted by yasudamayumi3 at 2011年04月10日 12:26
初めまして。
被災地の一つである宮城県で、保険会社に勤務しています。

幸いにも自宅や家族に大きな被害はなかったものの、震災後一週間以上の断水・停電。
地震や津波で自宅が損壊し、避難していた同僚もいました。

そんな状況ではありましたが、可能な者はライフラインと社内システムが復旧するとすぐに、お客様の安否確認を開始しました。

被害が大きい所のお客様に連絡する時はとてもこわくて、
不安で番号を押す指がふるえました。
ご無事で声が聞けた時は、本当に嬉しくて涙が出ました。

隣町など壊滅的な被害を受けた所は電話も繋がらない、どこに避難されているのかもわからない状況なので、祈る気持ちで新聞の被害者一覧などでも確認していました。
避難所にいる方の名簿からお客様のリストアップもしています。

全国の支社からの支援物資をお届けしたりもしています。

自分の大切なお客様の安否確認をしないなんて、少なくとも弊社の社員では考えられません。

全ての保険会社が、営業社員が、何もしていないわけではありません。
それだけは、知っておいて欲しいと思います。

Posted by gibraltar at 2011年04月24日 14:06
2
問題提起はよいと思いましたが、孤児の場合、生命保険だけでなく財産問題をまとめて解決する部署が必要なのだと思います。これは孤児のために寄宿舎を建てようしている文部科学省なのか、遺族年金を支給する厚生労働省の管轄なのか、生命保険会社を指導する財務省なのか、というと、そうした各部署ではなく、孤児問題を一括して扱う部署であろうと思われます。
いずれにせよ、部署をつくるべきだという議論のほうが、まとものようなきがします。
生保に行動を求める場合、生保は震災地域で保険金が支払われなくなった人のリストは各社が時間の経過とともにわかってくるので、1年もたてば状況がいまよりは把握されると思います。書類の審査は、詐欺まがいの人に支払わないようにするために必要なのですが、もし、孤児問題を扱う部署ができれば、手続はその部署が行うことになります。
孤児の財産を食い物にする人(親戚など)が現れないために、手続き等は必要ですし、慎重に進める必要があります。
生保の手続きを一方的にせめる口調は、問題を煽動する印象を与え、もっと冷静に議論して欲しいと思いました。
Posted by 中井惠美子 at 2011年04月27日 07:13
gibraltarさん、コメントありがとうございました。

> そんな状況ではありましたが、可能な者はライフラインと社内システムが復旧するとすぐに、お客様の安否確認を開始しました。

> 被害が大きい所のお客様に連絡する時はとてもこわくて、
> 不安で番号を押す指がふるえました。
> ご無事で声が聞けた時は、本当に嬉しくて涙が出ました。
>

お客様にとっては、
本当にありがたいことだったと思います。


> 自分の大切なお客様の安否確認をしないなんて、少なくとも弊社の社員では考えられません。
>
> 全ての保険会社が、営業社員が、何もしていないわけではありません。
> それだけは、知っておいて欲しいと思います。
>
はい、私の友人も営業で、安否確認をしていましたので、
すべての会社が動いていないとは思っていません。

誤解を生じるような書き方になってしまい、
たいへん失礼しました。

生保協会に要望書を提出してきました。
その回答もいただきました。

29日のブログにアップしましたので、
良ければそちらのほうもお読みください。



Posted by yasudamayumi3 at 2011年04月29日 01:10
中井恵美子さま

コメントありがとうございました。

> 孤児の財産を食い物にする人(親戚など)が現れないために、手続き等は必要ですし、慎重に進める必要があります。

はい、まったく同感です。


> 生保の手続きを一方的にせめる口調は、問題を煽動する印象を与え、もっと冷静に議論して欲しいと思いました。

不快な思いをさせてしまったようで、
申し訳ございませんでした。

書き方には十分注意を払いたいと思います。
ご忠告身にしみました。






Posted by yasudamayumi3 at 2011年04月29日 01:15
少し法律相談になるかもしれません。
このたび実家が津波で全壊し、弟夫婦が亡くなりました。夫婦には小学生の子どもが二人いますが無事でした。
兄(小6)と妹(小2)です。
こちらの記事を読み、まさに今困っている状況が書かれていましたので、思わずコメントさせていただいた次第です。
実家は代々酒屋で、いくらかの資産と生命保険がありましたが、未成年であるため、手続きには後見人をたてる必要があると保険会社から言われました。
しかし、問題は子どもをとりまく「親族」です。
弟の血縁はわたしと姉のみです。遺体を引き取り、葬儀をしたのもわたしたちです。
最初の話し合いでは子どもの養育に関して、お嫁さんの父親(子どもの祖父)と姉から、子どもたちはお姉さんたち(わたしと姉のこと)で引き取ってほしいといわれました。
しかし、数日後には「子どもは自分たちが引き取る」と勝手に甥と姪を自分たちの居住地の学校に転入手続きをしていました。
市の弔慰金や育英会なども、「一親等」だという権限を利用して、手続きしています。このようなことでは先祖代々続いている家までなくなってしまうのではないかと心配です。それでも法律的にはむこうのほうに分があります。
せっかく、わたしの母親(他界)が弟にかけていた生命保険や家の資産もすべて、お嫁さんのほうの実家がもっていこうとしています。
手続きの簡略化もいいですが、家や町や本家の頼れる親戚もいなくなった今、実際にこのような事態も横行しています。
まさに子どもの遺産を食い物にしていこうとする親戚を、ちゃんとガードしてくれる行政の力が待たれるのではないでしょうか。
Posted by tutuya at 2011年05月04日 19:15
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