安田まゆみの気まぐれ日記

2012年09月29日

福島の仮設住宅でフクロウをいただくの巻 訪問記その25

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先週末に行った福島の仮設住宅で
かわいいフクロウをいただきました。

集会所に飾ってあったので、
かわいいなぁ、素敵だなぁって言っていたら
「どれどれ、このあたりが、顔もかわいいんじゃないの」って、くださったんです。

むりやり「おねだり」したわけじゃありませんよ〜(o^∇^o)ノ
(まあ、下心はありましたけどね。へへへ)
遠慮なくいただいてきました。

かわいいでしょ。
端切れで作ってあるんですけど、どまり木は本物の木です。
住宅の男性陣がちょうどよい大きさに切って下さったのだとか。


今回訪問した仮設住宅では、折り紙や手芸が盛んでした。


高齢者の女性たちは、田んぼや畑や牧場という働く場所を奪われてしまって、
狭い仮設住宅に押し込められた状態で、
1年半もの間、
ただ、じっと何かを待っているだけの生活から
変わりたかったのではないかと思いました。

お野菜作りもそうだけど、
避難先で、「何かしてもらう」立場から、
自ら作り出す立場になりたいと、そう思ったのではないかしら。

手芸や折り紙って、形になる喜びがありますよね。
小さなものでも完成させられる達成感。

遠い将来の先は見えなくても
明日への希望は見えます。

折り紙が、明日には完成させられる。

ナスやトマトの花が、明日にはまた一つ咲く。実る。

問題は何も解決していなくても
小さな行動を起こすことから、
未来をかえる力がわいてくる、そんな風に、私にはみえました。
(うまく言えないんですけど)

仮設住宅には、若い人たちがほとんどいません。
働き盛りの人たちは、仕事がある方へと出て行ってしまって。
高齢者が残されている、そんな感じでした。

でも、手芸や折り紙をしている高齢者の女性は
目がキラキラとしていて、楽しそうでした。

前に進む、エネルギーを感じました。
まだまだ長生きすると思いますよ。
元気だもん、彼女たちは。

「毎日楽しくて。この仮設住宅で良かった。
みんな姉妹みたいなんだよ」

とニコニコしていうおばあちゃんもいました。

女は強いぞ!



フクロウはこのように飾ってありました。

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09仮設住宅訪問での手芸作品




Posted by MAYUMI YASUDA at 02:46│Comments(0)TrackBack(0)安田の気持ち | 福島支援

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